メガネレンズの基礎知識
素材と球面・非球面の違い

ここでは眼鏡レンズの基本的な解説をさせて頂きます。

眼鏡レンズには素材でわけると「プラスチックレンズ」と「ガラスレンズ」があることは、ご存知の方も多いと思います。過去30年程前に比べると、素材の比率は完全に逆転しており現在では眼鏡レンズの約90%がプラスチック素材です。

なぜこれほどプラスチックレンズがもてはやされるのか、という理由ですがこれは主に素材からくる設計上の自由度と軽さ・割れにくさ等によります。後述の両面非球面加工などの高度技術はプラスチックの素材としての加工しやすさと密接な関係があります。

プラスチックの長所は軽い、設計・種類が豊富、割れにくい、などのほかに染色のしやすさからカラーが豊富なこと等があります。

一方、ガラスレンズの長所はなんといってもプラスチックより屈折率が高いレンズを作れることで、強度の方にも薄いレンズを作れるメリットがあり強度近視の方に特にお勧めです。 またプラスチックレンズよりもキズ・熱に強く、一般的にはプラスチックレンズより寿命が長いとされます。ガラスレンズの使い勝手の良さから、根強いファンのお客様もいらっしゃることでTOKAIではガラスレンズのラインナップと新技術製品の開発を継続・維持しています。

またレンズの種類として「球面レンズ」と「非球面レンズ」というものがあります。球面レンズはその名称の通り、一定のRになっており、球面形状しています。非球面レンズは球面レンズの欠点を補うよう開発され、年々販売数を増やしています。

その非球面レンズのメリットとしては、以下のようなものがあります。

  • 視野の周辺部のゆがみを低減する
  • レンズそのものの厚みを薄くできる

さらに非球面レンズにも「外面非球面レンズ」(表側が非球面)と「内面非球面レンズ」(裏側が非球面)、非球面が進化したといわれる「両面非球面レンズ」があります。弊社の眼鏡レンズライン中もっとも薄く、もっと軽いのはこの両面非球面レンズである「ベルーナZX-MU」(単焦点)ですが、従来レンズに比べ驚きの薄さを実現しています。

非球面レンズは同じ度数なら球面レンズより薄くなり、また度数が強い場合に起こる顔の輪郭のズレを抑える(小さくする)などのメリットがあり、現在では非常に広く浸透しています。

わかりやすいシニアレンズの分類

非常にラインナップが多いシニアからミドルエイジの方のための「シニアレンズ」。ここではそのわかりやすい分類の説明をさせて頂きます。

老視は早い方だと40代前後からはじまります。 この老視は、目本来のレンズの役割をしている水晶体を覆っている筋肉である毛様体という細かな筋肉の収縮力が衰えることが原因といわれています。 なおこの老視は、少しずつ進行することが多く、自覚症状がないまま進んでいくかたもいらっしゃいますが、時に近くが見えにくくてもずっと我慢してしまう方もいらっしゃるようです。最近近くのものが見えにくくなったな、と感じられた場合一度眼科に受診されることをお勧めします。

「遠近両用レンズと老眼鏡の違い」

以前から新聞などを読むときにだけ使われていた「老眼鏡」は近用眼鏡レンズであり、近くは見えますが遠くは見えません。本を読みながらふと顔をあげるととたんに視界がぼやけてしまうのです。 そこで近くも遠くも見えるようにと開発されたのが「遠近両用レンズ」です。いちいち眼鏡をかけ外す必要もないのでわずらわしさからも解放されます。

この遠近両用レンズには「二重焦点レンズ」と「累進焦点レンズ」の2種があります。 二重焦点レンズとは、レンズの上で遠くを見て、下の窓のような部分で近くを見るレンズです。

2つの境目がはっきりしていて、レンズの中央下部分に横のライン(境目)が見えるようだとこの二重焦点レンズになります。このレンズは近用視野が比較的広いので事務系の仕事や手元の作業が多い方にお勧めです。

また累進焦点レンズは、二重焦点レンズのような境目がなく、見た目がすっきりしていて良いことから最近では新たに遠近両用レンズを購入されるほとんどの方がこの累進焦点レンズを選んでいます。

シニアレンズの分類として遠近両用の他に視点距離として主に室内専用の「中近用レンズ」と、シニアレンズ中もっとも手元を広く見えるように設計されたデスクワーク・PCなどの作業で活躍する「近用ワイドビジョン」等があります。

これらの目的別レンズは、場面ごとにより広くラクに見ることができるため、使い分けることでさらに快適な作業環境を実現することが期待できます。

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白内障予防・網膜変性症」遮光眼鏡

白内障に関しては眼鏡レンズ等による矯正はできませんが、TOKAIの商品には白内障予防効果のあるとされるUV(紫外線)をカットする高機能サングラスや、白内障手術後に目の保護にお使い頂いている医療用フィルターレンズ「CCP・CCP400」等がございます。医学的な症状に関してはお近くの眼科専門医にお尋ね下さい。遮光眼鏡の使用は専門眼科医の処方に従ってください。

網膜色素変性症とはなに?

網膜に異常な色素沈着が起こる一連の病気を指していますが、現在では完全に進行を止める治療法は発見されておらず、病気の原因も詳しくは解明されていません。

ただし近年患者様の増加ともに、専門とする眼科医の先生も増えており、治療の研究も精力的に進められています。医師の診断と処方の元で患者様専用の遮光眼鏡を作ることができます。

私たちTOKAIは眼鏡レンズ専門メーカーとして、この網膜色素変性症の処方対象となる医療用眼鏡レンズで日本でも最大級の豊富なラインナップを持っており、眼科専門医を含めた多くの医療関係者様から高い評価を頂いております。

>> 白内障の関する詳しい説明はこちらをご覧下さい

>> 網膜色素変性症の関する詳しい説明はこちらをご覧下さい

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便利な機能レンズについて

乱反射・ギラつきをカットする、太陽光で色の濃さが変わる、カーブの深い スポーツ用フレーム対応レンズ、ファッショナブルカラー、まぶしさを抑える高機能フィルターレンズ

水面のギラつきをカットする偏光機能を持つレンズでは、フィッシングやスキー等、あるいはドライブで視界の快適さを向上させます。また室内ではクリアで透明なのに、野外で濃いサングラスに変わる調光レンズ。その他まぶしさを抑える高機能フィルターレンズなど、TOKAIは機能レンズでも豊富なラインナップを持っています。

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意外に重宝する機能コーティング

ちらつかない反射を極力抑えたコート、新UVカット、キズに強いパワーシールドコート、汚れ防止のプロガード、曇り防止、ミラー加工等

コーティングひとつで眼鏡レンズの機能性やファッション性は格段に向上することがあります。 レンズの裏表の反射を極力抑えることで、よりくっきりした視界を実現したり、本来キズがつきやすいプラスチックレンズをキズに強くしたり。新UVカットやミラーコートも。

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眼鏡の仕上げ技術:各種レンズ加工

レンズを軽く薄く仕上げるプラススライス加工、左右のレンズのバランスをとるオートペアリング、レンズのフチを美しく薄く加工する、フチなしフレームの加工など

眼鏡を使う場合の仕上げ技術が各種レンズ加工です。レンズを薄く軽く仕上げる特殊加工などは最新流行の薄型フレームにレンズを対応させることが可能になります。さらに快適、ファッショナブルに眼鏡レンズをご使用いただくための新技術です。

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